起業時の会社設立手続きなどを、わずらわしいと感じる中小企業経営者の方も多いのではないでしょうか?

 数人で起業するベンチャー企業などのような小規模組織の場合、経営に集中したいにもかかわらず、経営者自ら煩雑な手続きに関与せざるを得ない場合もあると思います。

 そんな中、2018年度から定款の認証をスマートフォンからできるようにし、2019年度からその他複数の手続きをインターネットで一括申請できるシステムが導入されるというニュースがここ最近ありました。

 また、法務局での登記が完了するまでの時間も、最短で24時間にするというニュースもありました。

 これらは情報化社会に対応したものとも言えますが、もともと日本は会社設立手続きに限らず手続きが非常に多く、やっと国際化が進みつつあると言えるかもしれません。

 日本で起業したいと考える外国人も増え、留学後に起業したいと考える外国人も増えています。留学後の起業のための在留資格拡大も秋ごろに検討されています。

 情報化や国際化の中で、経営のスピードは非常に重要で、さらに手続きなどの簡素化が進まなければ、日本は世界の中で遅れを取ってしまうことにつながるかもしれません。

 経営者としては、どんな時もどんな状況においても本来の経営に集中できるようにしていきたいものです。
 

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 中小企業経営において、他社よりも不利な状況にあることは当たり前のようにあります。

 不利な状況は、資金不足、人材不足、情報不足、信用力、営業力、企画力、立地の悪さなど企業によって違うと思います。

 不利な状況を克服する努力も必要な一方で、立地が悪くてもできるもの、資金がなくてもできるもの、人材がいなくてもできるもの、情報がなくてもできるもの、信用がなくてもできるものなどもあります。

 不利な状況を克服する手段として、大企業にできないニッチ戦略をとる、即断即決で意思決定をするなどは中小企業でもよく行われます。

 ネット社会になったことで、中小企業にとっても逆手にとりやすくなったとも言えます。

 不利な状況を逆手にとって経営していくためには、何か他と違った強みのようなものがあった方が有利となります。

 中小企業経営者自身が把握していなくても、その企業にしかない強みのようなものは、探してみると意外とあるものです。

 その企業の弱みを克服していくよりも、強みをより打ち出していく方が経営全体としては良い場合もあります。

 強みをより打ち出すことによって、自然と弱みがなくなってしまうこともよくあることです。

 不利な状況を逆手にとるには、あきらめないで試行錯誤していくハングリーな気持ちを持つことも鍵となるかもしれません。


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 中小企業経営においても価格設定に悩む経営者の方も多いかもしれません。

 新しい商品・サービスに対して最初に設定する価格は重要で、いったん設定した価格を変更するのはリスクを伴い、将来に渡って影響を残すこともあります。

 経費をカバーする価格設定ができれば良いのですが、積み上げた価格設定は、消費者や利用者の望む価格設定になっていないこともあります。

 最近のわかりやすい例では、iPhone Xの1~3月期生産量半減のニュースが少し前にありましたが、11万円を超える価格が消費者に受入れられなかったとも報道されていました。 
  
 消費者や利用者が、その価格に相当の価値を見出してくれれば良いのですが、価格が高いと感じてしまえば購入や利用に結びつかないことになります。

 消費者が、「コスパ (コストパフォーマンス)」が良い悪いと言いますが、価値を見出してもらうことが重要となりますので、価格設定のプロセスの中で消費者の視点や立場で見ることも必要となります。

 経営上、「費用対効果」を考えるのもコスパに近い考え方と言えるかもしれません。費用に見合う効果がなければ実施しないのが通常の経営判断かと思います。

 価格設定のプロセスは、取引先との関わりや他社との競合も関わるなど単純ではなく、さらに16兆円の市場規模となったとも言われるネット通販なども価格設定へ大きく影響を与えるようになっています。

 最終的には「価値 >価格」となる中で、売り手と買い手の双方にとってメリットとなるようにしたいものです。 
 

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 中小企業経営者にも何か秀でている長所がどこかにあると思います。

 経営者だけでなく、その組織の長所、従業員それぞれの長所、商品やサービスの長所もあります。

 それらの長所は、組織の重要な資源だとも言えます。 
 
 それらの長所を組み合わせることによって組織の最大限の力を発揮させるようにすることは、経営者の大きな仕事の一つです。 

 同じような資源を持っていても、経営者によって組み合わせ方が違い、結果が異なってきます。

 例えば、人材については適材適所とよく言われますが、せっかく能力を持っている人材がいても、その人材が能力を発揮できない部署や地位にいると全体として良い結果がでません。

 他よりも品質の良い商品やサービスを持っていても、マーケットへの訴え方が悪ければ消費者は購入・利用しません。

 長所の組み合わせ方が経営者の腕の見せ所と言えます。

長所のより良い組み合わせのために、選択と集中がカギになることもあると思います。

 せっかく組織内に長所が多くあっても、長所の存在を知らない、知っていても活用できないと意味がありませんので、宝の持ち腐れとならないようにしたいものです。


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 中小企業経営者も、過去のことを振り返ることがあると思います。

 中小企業経営においても、過去の失敗を活かして改善しながら将来へつなげていくことは非常に大切です。

 一方、過去に大きな成功体験のようなものがあると、それが災いして将来への成長を阻むこともあります。オープン景気の後の業績停滞なども少し似たようなところがあると言えるかもしれません。

 成功体験は、成功へ導いた過程を経験していますので、うまく利用すれば更なる飛躍へつなげることができます。
一方、環境変化などにより成功への過程が通用しなくなることもよくあります。

 経営者としては、なぜ過去に成功をもたらした方法が通用しないのかというところで止まってしまい、前に進むことができなくなることがあります。

 過去のことが通用しなくなるということが、当たり前と思えるようになるのは難しいとは思いますが、それに早く気づかなければ企業の存続にかかわることもあります。

 経営に限らず、過去の栄光に浸ったためにダメになるということはよくあることですので、むしろ過去の成功過程は将来通用しないということが当たり前と考えておいた方が良いかもしれません。

 マリリン・モンローが、「名声は経験するものとしても浸るものではない。」と言ったそうですが、現実を忘れないように直視し将来を考えていきたいものです。
 

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