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 老後資金を貯める方法はいくつもありますが、今回は具体的な話でなく少し抽象的な方法を紹介してみたいと思います。

 パーキンソンというと病気を思い浮かべる方が多いと思いますが、それとは関係なくイギリスの政治学者であったパーキンソンによる「パーキンソンの法則」という法則があります。
 その一つの法則に「支出の額は、収入の額に達するまで膨張する」というのがあって、政治学者であったパーキンソンが官僚制の問題点に警鐘を鳴らした言葉であると思います。
 日本の国や地方公共団体も予算があればあるだけ使ってしまうという問題が取上げられることがあり似ているようにも感じます。最近の状況はわかりませんが、以前は年度末の3月頃になると予算消化のため急に公共工事が増えるとよく言われたものでした。

 パーキンソンの法則は政治だけでなく個人にもあてはまると思います。 
 お金の使い方を自己制御できる方は良いのですが、「あればあるだけお金を使ってしまう」という方も少なからずいらっしゃり、さらに国が国債を発行し続けるのと同じように借金をする方もいらっしゃるかもしれません。
 お金があると使ってしまうなら、逆に考えると「なければ使わない、使うことができない」ということになりますので、老後資金づくりに活用できるかもしれません。
 老後資金を心配しているにも関わらず何もできない場合、お金を手元に置かず、銀行口座からも気軽に引き出しができないようにして、あえて自分で使えなくするようにすれば老後資金も貯まりやすくなります。

 当面必要な生活費と近い将来使うことが分かっているお金を除いて、定期預金・個人向け国債やNISA・iDeCoなどの積立てにするようにして使えなくすることができます。
 近い将来使うことがわかっている資金はすぐに利用できるようにしておく必要があり、また突発的なことが人生には起こりますので、必要な時に解約や売却できるものにしておく割合は考えておく必要はあると思います。

 多少余談になりますが、ほとんどの方は、既にこの「パーキンソンの法則」の教訓を活用している(活用させられている?) とも言えます。
 多くの人は賃金収入から健康保険や年金などの社会保険料、税などを控除された残額を生活費として使っていますが、年金などについては国が個人の老後を考えて、別に積立ててくれていると言えるかもしれません。
 年金だけで老後資金を全てまかなうことができると明確に言えないものの、もし年金の控除などがなく賃金を受け取ると、目の前のお金を老後までに使ってしまう人が増え老後破綻する人が増えて、個人も国も困ってしまい社会が混乱してしまうかもしれません。

 ただ老後資金に占める年金の割合は長期的には減少していくという予想もありますので、これまで以上に今使わないお金を将来のために貯めておくか資産運用などし「自分年金」の割合を高めていく必要はあると思います。


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