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 日経平均株価が2月22日にバブル期1989年の高値を超え、39000円も超え史上最高値をつけました。さらに今朝も先週の史上最高値を更新しています。

 2月22日は「にゃんにゃんにゃん」の猫の日で、たまたま222と覚えやすい日になりましたが、くす玉を割る証券会社や特番を放送するメディアもあり記念する日となりました。
 新NISAが注目され資産運用に興味を持つ方も増えていることもあり、史上最高値のニュースに注目した方も多かったと思います。

 ちょうど2月22日の早朝、アメリカのNVIDIA(エヌビディア)というAI向けGPUなどの半導体メーカーの強い決算が発表されたことも日経平均株価を押し上げたと思います。先週、チャットGPTなどで知られるオープンAIが、テキストを入力するだけで動画を作成できるAIモデル「Sora」を発表しましたが、日本の半導体関連の会社の株価もここしばらく活況で、生成AIブームとなっているようにも思えます。生成AIバブルとはまだ言えないと思いますが、2000年前後のITバブルが少し頭をよぎります。

 金融市場がお祭りのようになると、中には乗り遅れたと考える人もいらっしゃるかもしれません。自分も早く新NISAを利用して投資をしていればよかったとか、まわりから儲かっているという話を聞いて羨ましく思ったりした方もいらっしゃるかもしれません。

 「FOMO(フォーモ)」という言葉がありますが、活況相場を反映してか最近メディアでも聞くようになりました。
 FOMOは「Fear of Missing Out」の略で「取り残されることへの恐怖」を表しています。流行などに乗り遅れているとあせってしまう方もいらっしゃると思いますが、現在の金融市場は、株や投資信託などの資産を持っていないとあせってしまうような状況になってきたと言えるかもしれません。

 ただ資産運用はあせらず長期視点で考えることも大事です。短中期のトレードをする人を除いて、老後資金などの長期を考えるのであれば、あせって取り残されまいと大きな金額を短期間に投資するようなことは避け、余裕資金による長期積立分散投資を中心に考えるのが良いと思います。
 あせらないで良いというのは、現在の株価位置が、上昇途中でまだ上昇余地があるのか、天井なのか、下落寸前なのかなどわからないからです。あせって買った人が高値つかみになるかどうかは誰にもわかりません。

 以前ブログでも紹介したように1990年頃のバブル崩壊時はリーマンショックに至るまで20数年に渡って株価は5分の1になり、その後アベノミクスを経て34年経ってバブル時期の株価に戻ってきました。
どのタイミングで売買するかで資産運用の成績は大きく違いますが、長期積立分散投資であれば、タイミングがより気にならなくなります。

 投資は自己責任ということもあって、取り残されているという理由だけで資産運用のリスクを知らないで飛び乗るのは避けるのが望ましいと思います。
 「長期」を考えた場合、より早くスタートするのが良いとは思いますが、自分の資産運用の知識がある程度積み上がるのを待った上での資産運用が望ましいと思います。

 あせらず、あせらず、と書いているうちに、フィル・コリンズの「恋はあせらず(You Can't Hurry Love)」の歌詞が頭に浮かんできました。シュープリームスの曲のカバーで、歌詞では「You can't hurry love.」 の後に「No, you just have to wait.」となっていますが、資産運用においても「あせらず、待つ」ことも大事な場面があると思います。


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